放射線科
放射線科では一般撮影装置、X線透視装置(FPD)、80列マルチスライスCT装置、などの放射線を利用して検査を行っており、各診療科が求める高品質の画像を提供する事と、患者さまが安心して撮影検査を受けていただける事を目標として業務をしております。
また、画像保管電送システム(PACS)の導入により、多くの病院、クリニック、患者さまにより良い医療サービスを提供できるように、日々努力しております。
医療機器のご案内
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一般撮影装置
(東芝)
- 体のあらゆる部位のX線撮影を行います。(特に胸部、腹部、関節、骨など)最近では撮影装置等の進化により低被曝と撮影の効率化が可能になり、また画像読み取り装置(Konica REGIUS190)の画像デジタル化により画像処理・保存・検索等が簡単に行えるようになりました。
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多目的デジタルX線透視装置
(東芝 多目的デジタルX線装置 Ultimax )
- 当院では、多目的デジタルX線透視装置を導入しております。通常の透視装置よりも多角的な撮影、大視野での画像描出が可能で胃・大腸やミエログラフィー(脊髄腔造影)などの検査ができます。
最近では透析患者さまのシャントの管理のため定期的に透視下にてシャント造影検査を行っております。また狭窄が見つかった場合はPTA(経皮的血管形成術)にも役立っております。
内視鏡を用いた検査の分野ではEST(内視鏡的乳頭切開術)、ENBD(内視鏡的経鼻胆道ドレナージ)なども行っております。
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80列マルチスライスCT装置
(東芝 Aquilion PRIME 80列)
- 当院では、最新の80列マルチスライスCT装置(東芝 Aquilion PRIME 80列)を導入しております。CT検査は放射線を用いて人体の断面像を撮影する検査です。
体内の各種組織や臓器、病変(腫瘍、膿瘍、血腫、骨折など)の位置やその大きさを正確に知ることができます。
今回導入された80列マルチスライスCT装置は、痛みもなく約10秒という超高速で撮影でき、非常に細かいところまで画像にして精度の高い検査が可能です。
新たな被ばく低減技術であるAIDR3Dテクノロジーを搭載し、より低線量で撮影することが可能になりました。撮影して得られた画像はコンピュータ処理することにより、いろいろな断面の画像や3D画像(立体的な画像)を作成することもできます。
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◆CT検査所要時間について(あくまで目安の時間)◆
・頭部CT ・・・・・10分
・胸部CT ・・・・・10分
・腹部CT ・・・・・10分
・造影CT ・・・・・単純CT+20分 -
◆造影CTについて◆
当院では造影CTにも対応しております。造影剤を使用することによって血管や病巣がわかりやすくなり、より有効な診断が可能になります。
CTの造影剤はヨード造影剤で基本的に腕の静脈から注入します。この際身体が熱く感じることがありますが、すぐに消失しますのでご心配いりません。
造影剤にて、まれに副作用が生じる場合があります。異変を感じたり、ご気分が悪くなった場合は、すぐに検査スタッフへお伝え下さい。医師が適切な処置を行いますのでご安心下さい。
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像保管電送システム(PACS)
(テクマトリックス NOBORI )
- レントゲン、CT、MRIなどの医療用画像を保管・閲覧・管理するシステムです。
撮影した画像を診察室等でスムーズに閲覧することができます。